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SOLD / 1980 Fender Telecaster International Colour / Arctic White

¥330,000 税込

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1980 Fender Telecaster International Colour / Arctic White & Flame Neck

1980年から1981年にかけて生産されたインターナショナルカラーシリーズ!中でもセブンスカラーの内の一色、アークティックホワイトの3.6キロ軽量アッシュと言う大当たり個体です!

しかも、フレイムメイプルネック!と言う奇跡の一本!

一般的にはアルダーから、全てのカラーのモデルに於いて、ホワイトアッシュへとスペック変更が行われた1975年製を境として、それ以前、以後でのヴィンテージ相場はだいぶ変わっていました。

「 正式名称最後のフェンダーテレキャスター」となる1980〜1981年製のCBSロゴの機種は、「 セブンスカラー」と呼ばれているインターナショナルカラーをラインナップした事から、オリジナルコンディションを維持しているキレイめな個体に対しては、むしろ70年代後半のモデルより高い取引価格となっている個体すらあるほどです。

セブンスカラーと呼ばれたインターナショナルカラーを掲載している当時のカタログ画像が参照画像となります。

上記カタログ画像の中からセブンスカラーを抜粋すると…

カプリオレンジ
モナコイエロー
マウイブルー
モロッコレッド
サハラトゥープ
キャセイエボニー
アークティックホワイト

の7色が該当するカラーリングであり、オリンピックホワイトはこの年には基本的にはない…という部分が挙げられます。

CBSフェンダーの終焉期とも言える、この時代のフェンダー製品は、本来のフェンダリアンでさえ、この時期のホワイトアッシュの「 重さ 」 やそのスペックなどから敬遠するプレイヤーもいますが、本機は3.6キロ。アルダー並みの軽量アッシュと言う数少ない個体となります。

ホワイトアッシュは平均的に4.5キロ前後の重さがあるものです。

軽いアッシュと言うだけでも、希少なのですが…更に本機はハードメイプルのフレイムネック!と言う奇跡の一本と呼ぶべき個体です。

この時期のフェンダーは下地にイエローのシーラー塗装をして発色を良くする処置をしていますので、木部だけを見てリフィニッシュと勘違いされがちですが、この当時のセブンスカラー各色はファクトリーで色を変える際にも元色を剥がしません。キャセイエボニーなども下地は黄色のシーラー塗装です。

コレには明確な理由も存在します。1979年製のボディーのポリ塗装は非常に柔らかい不良品が多かった為、25thアニバーサリーのオリジナルホワイトなどは回収されてファクトリーリフィニッシュが施されたからです。塗装不良のレッテルを張られた25thアニバーサリーモデルが高騰しない理由でもあり、フェンダーはこの苦い経験からセブンスカラー時期には、元色を変えて出荷する場合でも上塗りをするからです。既にフーラトンファクトリー閉鎖は内部的には周知されていたため、在庫を抱えておけなかったのです。

その為、1974年までのカスタムカラーのオリンピックホワイトと1980〜1981年のアークティックホワイトでは、経年変化による妬け方に明らかな違いが出て来ます。74年製までのような色ムラが出る妬け方ではなく、平均的に妬ける傾向もあります。

こちらの個体はセブンスカラーのアークティックホワイト、オリジナルとなります。

S8シリアルは、本来ならセブンティーズを意味するS+8なので1978年製と思われがちですが、セブンスカラーの個体ではストラトはS9シリアル。テレキャスはS8シリアルのネックを流用します。

コレは当時の時代背景的に、圧倒的にストラト人気が高かった為、元から製造数の少なかったテレキャスターネックは1978年製がまだ余っていたから…と考えられます。

1978年製との見分け方はピックガードです。1980年と1981年のセブンスカラーはホワイト。78年なら黒ガードとなります。

もちろんポットデイトも1980年。セブンスカラーは全てが1981年製と言う訳ではなく、カタログ掲載が1981年と言うだけです。むしろ当時は現在よりカタログが完成するまでに時間を要したので、1980年からセブンスカラーモデルは存在します。

1979年は25thアニバーサリーモデルもあり、フェンダー市場最も出荷数が多い年だった為、仮にポットなどに1979年デイトがある場合でも、出荷は1980年からと考えるべきかと思います。ネックデイトを省略するのも1980年製の特徴です。

ただでさえ製造数が少なかったテレキャスターは同時期のストラトより相場が高いのもごく自然な事です。製造数は、市場の人気に左右される為でもあります。

非常に貴重な一本です。実用するにもコレクションする上でもセブンスカラー個体はフェンダリアンなら無視出来ないでしょう!

正に上がり株でもあり、かつフレイムネックのハードメイプルに軽量なホワイトアッシュと言うだけでも、現代のカスタムショップラインやマスタービルダーシリーズよりも遥かに本来のテレキャスタートーンを感じて頂けるかと思います。

本来のテレキャスタートーンにアッシュ材は不可欠と考えるヴィンテージギターに理解あるプレイヤーには最高な一本ではないでしょうか…

2020年、フェンダーは全てのモデルにアッシュ材を使わない事をアナウンスしたばかりです。ローズウッドはハカランダはもちろん、アッシュ材も輸出入規制がある以上、この年代の良個体の高騰は避けられません。是非今のうちに!!

詳細画像は追記致します。


売却済みとなります。

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