1981 Fender Gemini II / CBS Era〜1st Year Model

SOLD OUT

1981 Fender Gemini2 / CBS Era〜1st Year Model

プリンスもアルバムで使用したほど…実は素晴らしいサウンドを持つ、CBSフェンダー時期のフェンダージェミニII の初年度モデル、1981年製のシェナサンバースト入荷致しました！

一般的には1984年から1987年が初期モノとされているFender Gemini II ですが…1988年からはMade in Koreaも記載され、ヴォリュート付き、サイドバックがナトーの単なる入門モデルになってしまいますが…

F-230と並行として1981年から存在しています。

スプルース単板トップに…今や超希少材、インディアンローズウッドのサイドバックを持つスーパーレアな一本です！

ネック裏にヴォリュートが無いのが初期物となります。ネック自体はマホガニーにインディアンローズ指板。( 画像参照 )

素晴らしいサウンドが出ます！

プリンスがレコーディングで使用するほどのギターですが、1973年から1981年迄はFender Acousticには生産国は明記されません。

一部、国産品もありますが、Geminiは発売時の1981年時点から韓国です。国産品にも製造国の記載はありませんが、ピックガードに貼られたフィルムやペグなどから判断は可能です。

CBS時期のフェンダーブランドは、フェンダージャパン設立以前から、フェンダー本家がOEM先に選んだこの時期の韓国製はクォリティーは決して低いとは言えません。

参考画像のCBSフェンダー1982年のGemini II マニュアルを見れば、ご理解頂けるでしょう。

標準弦高にて調整済み。ネックはストレート。ブリッジ浮き等もなく、32年前のアコースティックギターとは思えないコンディションを維持しています。トラスロッドも生きています。

60年代のフェンダーアコースティックは全てボルトオン構造ですから、フェンダーブランドとして初のセットネックはOEM生産だった1973〜1982年迄に製造されたギターと言う事になります。

重要な事実としては、フェンダージャパン設立以前には少なくともアコースティックギターのOEM先として、フェンダーUSA本家の評価は、日本より韓国が上だったと判断した事になります。

最大のポイントはインディアンローズウッドのサイドバックから抜けの良いラウドな鳴りが楽しめる事だと思います。

かつナチュラルカラートップではないシェナサンバーストカラーとなると、このモデル最初期の81年製にしか存在しない可能性もあります。製造国を記載しなかった…点に関しては当時のグレッチがそうだったように、現在のように情報の入手が難しかった時代には、フェンダー=アメリカ製と言う認識が当たり前だったから…と推察出来ます。

更に決定的な事実をもう一つお伝えすらならば？
フェンダーコリアのアコースティックにはフェンダー本家は材を提供したのに対して、フェンダージャパン設立時に本家USAが一番こだわった規制ポイントは、材を提供しない…でした。

1982年の段階でのエレクトリックギターの製造技術に危機感を頂いていた本家が、「 材まで提供したらUSAフェンダー以上の物を作られてしまう！」と危惧していた事が伺い知れます。

そういう意味でも、本機はヴィンテージギターの材の魅力を感じて頂けるモデルであり、コレをレコーディングに使ったプリンスは流石だった…としか言えません。

真正フェンダリアンなら、コレは持っていたい…と感じて頂けるレアモデルです。

セミハードギグが付属します。

誰も持っていない…オリジナリティを追求するプレイヤーやプロ思考なアーティストにオススメです！